ネット上には口周りのニキビ原因として様々な情報が出回っています。

あるサイトでは、「XXXXはOK」と記載されているのに別のサイトでは「XXXXはNG」と記載されているような事が多々あります。一体何を信用すればいいのか分かりませんよね?

そこで本ページではそういったものをピックアップし、どちらが正しいのかを分析してみたいと思います。

男性ホルモンが分泌されると毛穴が広がる?それとも閉じる?

ネット上に出回る情報の疑問1として、男性ホルモンは毛穴を広げる働きがあるのか?それとも閉じる働きがあるのか? について分析をしてみたいと思います。まずは、それぞれの言い分を見てみます。

『男性ホルモンが分泌されると毛穴は広がる』派の言い分

男性ホルモンが分泌されると皮脂が多く分泌されるため、毛穴内部を通る皮脂により毛穴は押し広げられる。よって、男性ホルモンが分泌されると毛穴は広がりますよという内容です。

『男性ホルモンが分泌されると毛穴は閉じる』派の言い分

男性ホルモンは細胞を硬く収縮させる働きがあるため、毛穴を構成している細胞も収縮され閉じられる。その結果、外に出られなくなった皮脂が毛穴内部に溜ってニキビになりますよという内容です。細胞が硬く収縮するのは筋肉のようなイメージでしょうか。

★分析結果★

さて、あなたはどちらが正しいと思っていますか? 正解は、『男性ホルモンが分泌されると毛穴は広がる』です。これも少し誤解を招く点があるのですが、これから解説していきたいと思います。

まず、その前に通常の毛穴はどういった状態なのか? という点を知ってもらう必要があります。

通常時、毛穴は閉じた状態にあります。そして、皮脂が分泌されるとそれに応じて毛穴を柔軟に広げ皮脂を外へと流し出します。そして、皮脂を外へ出し終ると再び毛穴は閉じた状態となります。よって、キレイな肌というのは毛穴が閉じられ、肌表面には適度な油分(皮脂)がまとっている状態です。

しかし、男性ホルモンも分泌量が増えると外へ押し出す量が増えるため「毛穴が広がっている時間が長く」「毛穴の開き具合が大きく」なる傾向にあります。よって、男性ホルモンが分泌されると毛穴が広がると言えます。正確に言うと、常に広がるのではなく先述した通り、通常時よりも皮脂分泌時の「毛穴が広がっている時間が長く」「毛穴の開き具合が大きく」なるというのが正解です。

男性ホルモンによって、毛穴が収縮し閉じられるという意見に関してですが、男性ホルモンによって毛穴が収縮し閉じられると多く分泌する男性や、思春期の男女は皆、毛穴が閉じられていて羨ましい毛穴になりますよね。毛穴が閉じられる原因は別にあります。

ただ、男性ホルモンも肌の余分な角質を増やす働きがあるので、その角質により毛穴に栓がされてしまうことはあります。しかし、これは収縮とはまた別ものです。

毛穴が広い方がニキビができやすい?それとも狭い方?

これもネット先述した疑問と似ていますが、毛穴が広い方がニキビができやすいと思いますか? それとも狭い方ができやすいと思いますか? まずは、それぞれの言い分を見てきたいと思います。

『毛穴が狭い方がニキビができやすい』派の言い分

ニキビができる原因は皮脂詰まりであり、毛穴が狭いと皮脂が詰まりやすくなるためニキビができる原因となる。よって、毛穴が狭い方がニキビができやすいという内容ですね。

『毛穴が広い方がニキビができやすい』派の言い分

毛穴が広いと皮脂が溜るスペースができるため、角栓がおきると簡単にニキビができてしまう。よって、毛穴が広い方がニキビができやすいという内容です。

★分析結果★

ニュース報道でもよくあるのですが、問題発言をしたという報道で人の会話の一部分だけを抜粋し報道するから問題のように聞こえるが、発言全体を聞くと別に問題ではないのではと感じることがあります。ネット上に錯乱している情報もどこからか中途半端にピックアップしているから誤解を招くことになるのです。これはサイト作成者の知識の問題ではなるのですが。

結論としては、どちらも正しい部分はあるし、間違っている部分はあります。

ニキビができる根本的原因は、毛穴に栓がされ毛穴内部に皮脂が溜るためです。そして、毛穴が栓をされる主な原因としては未熟な角質が増えることで起きます。未熟な角質が増える原因は様々であり、ここでは割愛します。皮脂も当然、分泌量が多いとちょっとした角栓でも詰まってしまう可能性が高くなる分、分泌量が少ない人の方がニキビリスクは低いと言えます。しかし、角栓が起きると少量の皮脂でもニキビへと発達するため、よって、一概に毛穴が大きい、もしくは小さいからニキビができやすいとは言い切れないのです。

あえて言うのであれば次のような順になります。

  1. (毛穴小)+(未熟な角質多)+(皮脂の分泌量多)
  2. (毛穴大)+(未熟な角質多)+(皮脂の分泌量多)
  3. (毛穴小)+(未熟な角質多)+(皮脂の分泌量小)
  4. (毛穴大)+(未熟な角質多)+(皮脂の分泌量小)
  5. (毛穴小)+(未熟な角質小)+(皮脂の分泌量多)
  6. (毛穴大)+(未熟な角質小)+(皮脂の分泌量多)
  7. (毛穴小)+(未熟な角質小)+(皮脂の分泌量小)
  8. (毛穴大)+(未熟な角質小)+(皮脂の分泌量小)

これもまた、誤解を招く可能性があるので補足しておきますが、上記の順はあくまで『ニキビのできやすい組み合わせ順』です。ニキビには、程度の軽いものから順に白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビ、紫ニキビといった種類があり、まずは白ニキビができます。この白ニキビができやすい順だと思って頂いて結構です。

これが、赤ニキビや黄ニキビに悪化しやすい順となるとまた順番が変わってきます。最も悪化しやすい組み合わせは、上記の順であれば2番目に該当しますが、

(毛穴大)+(未熟な角質多)+(皮脂の分泌量多)

の組み合わせが最も悪化しやすい組み合わせになります。赤ニキビは、密閉されたところに詰まった皮脂を好物とするアクネ菌が好物を得ることで増殖しだし、その影響で炎症が起き赤ニキビとなります。要は、アクネ菌の好物である皮脂がより多く溜る毛穴の大きい環境の方が悪化しやすいということです。

これらのことを一部分だけ抜粋して記載しているサイトが多いので、混乱する原因となるんですよね。

赤ニキビができる原因は、トップページの「話し相手も気になる口周りのニキビ・口周りニキビの原因と治し方」に記載しているので興味のある方は一読してください。

ニキビは潰した方が早く治る?それとも潰すのは悪化させるからNG?

この点に関しては、「ニキビを押し出してはダメというのは本当は真っ赤なウソ」のページに詳細に記載しているのでそちらを参考にして下さい。